IPO LITALICO（6187）が新規上場承認されました。イタリアンレストランを彷彿させるお洒落な名前ですが、『りたりこ』とひらがなで読みます。因みに、管理人が『りたりこ』とキーボードで打ったら、利他利己と変換されてしまいました。
利他主義は、自分の事よりも相手の利益を優先する考え方、利己主義は自分中心の考え方です。その利他と利己がくっついて『りたりこ』になったとはどこにも記述されていませんが、「障害のない社会をつくる」という経営ビジョンから想像するに、社名に何か思いがありそうですね。
↑記事を書いている途中で見つけてしまいました。『りたりこ』はやはり、「利他」と「利己」を組み合わせた造語であり、「関わる人を幸せにすることが自分たちの幸せにつながる」というLITALICOの理念や価値観を表現しています。
さてと前置きが長くてすいません、事業内容からLITALICOかなり期待出来そうなIPOです。
IPO【LITALICO】（6187）初心者向け基本データ
業種：サービス業
市場：マザーズ
公開予定日：2016/3/14
BB期間：2/25～3/02
公募株数：320,000
売り出し：1,218,000
オーバーアロットメント：230,700
想定価格：930円
投資に必要な最低金額：93,000円
IPO【LITALICO】（6187）初心者向け投資戦略
IPO LITALICO (6187) 想定価格930円として総株数の価格は、約16.4億円です。
外部要因は、想像していたよりあまり良くなかったです。最近、売出が0ゼロのIPOが多かったので期待していたのですが、かなり多めにあります。
供給が多いという事は、それだけ公募割れするリスクが高まりますが、逆の考え方をすれば、当選しやすくもなりますので、嬉しくもあり悲しくもあります。
内部要因の方は、売上、利益、着実に伸びています。管理人なんかは、共感できる企業ビジョンがあれば、それだけでホロリとなってしまうのですが、きちんとした数字を残しています。
LITALICOの教育事業、就労支援事業、企業や行政・政府へのコンサルティング事業、IT事業等、全てが魅力的なのです。
Leaf（学習支援サービス）では、個別最適な教育を4,000名以上の子供たちに提供しています。
Qremo（IT×ものづくり教室）では、最先端の3Dプリンターを使ったデジタルファブリケーションなど、今後の教育の見本になるべきサービスの印象を受けます。
WINGLE（就労支援サービス）は、働きたい障害者と、障害者を雇用したい企業の橋渡しで、実績を残しています。
ITメディア事業では、なんと会員数が2万人を超えています。
いやあ外部要因が悪いのが気にならないぐらい、企業の魅力が光ります。
そんなLITALICOの創業は、2005年です。東京が拠点であり、従業員は980人もおります。平均年齢が31.2歳のようですが、平均年間給与が約400万弱と、この数値はどうなんでしょうか？平均勤続年数も約2年と低いのが気になる部分ではあります。
気になるLITALICOのロックアップ期間は180日間であり、解除倍率は1.5倍です。ベンチャーキャピタルの存在はないようなので、人気に火がつけば、それなりに初値上昇が期待できるIPOになりそうです。
LITALICO当選しやすそうでもあるので、今の段階ではBB参加の方向で検討しています。
IPO【LITALICO】（6187）どの証券会社で購入？
さて、申し込み出来る証券会社は以下の通りです。
野村証券(主幹事)
みずほ証券
マネックス証券
ＳＢＩ証券
カブドットコム証券
むさし証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
ＳＭＢＣフレンド証券
野村証券主幹事は抑えておきたいところです。ネット系の穴場証券会社としては、最近当選から遠のいておりますが、ここらで一発奮起したいマネックス証券での取り扱いもあります。
忘れてならないのは、やはりSBI証券です。最近むさし証券の名前もよく目にしますので、今後のIPO次第では、むさし証券での申し込みも考えた方がいいかも知れません。
そういえば、2016年に入ってまだ松井証券での取り扱いがありません。もうそろそろだと思うのですが・・・LITALICOは売出株数が多いので裏幹事としての取り扱いを期待せずにはいられません。
ところで、管理人のIPO当選確率が最も高い証券会社はGMOクリック証券である事はご存知でしょうか
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