すかいらーく(3197)の新規上場IPOに関しての続報です。10月9日に上場する事が決定しているすかいらーくですが、なんと株主優待制度を復活させる事が明らかになっているのです。
株主優待制度とは、日本独自の優待制度であり、決算月に配当に加えて株主の方に、企業が割引券や優待券等の商品を贈る制度の事です。
株主優待制度について
欧米などでは、株主への還元は配当ですべきの考え方があり、普及していませんが、日本人は物を貰うのが好きな国民性という事もあり、配当よりも株主優待の商品目当てに株を購入している方もいるぐらい、人気のある制度なのです。
そんな株主優待制度をすかいらーく、上場後に早速実施すると言うのですから、ポイント高いです。当初は、大型市場での公開なので、公募価格を割り込むだろうと言う予測が多くなって来ましたが、株主優待目的で購入する方がIPOに参戦してきたら分からなくなりますね。
すかいらーく 株主優待制度の中味
気になるすかいらーくの株主優待が受けられるのは、上場後約2ヶ月後の12月です。そしてその優待制度の中味は、100株で食事券¥2,000円分貰えるというものです。
投資した資金に対して、貰える優待額が¥2,000円というのもお得感がありますし、何よりも、日本全国にあるすかいらーくグループの店舗で利用できるのが大きな特典です。因みに、2014年現在、すかいらーくグループの店舗は3,000を超えているのです。
お馴染みの、『ガスト』『バーミヤン』『ジョナサン』など、一度は言った事があるファミリーレストランがすかいらーくグループ企業である事も人気に火がつく理由になりそうです。
また、お店の価格も高くないので、\2,000もあれば、2人分お腹いっぱい食べられる計算になります。
株主優待制度という、今までのIPO銘柄にはなかった魅力をつけて登場してきたすかいらーく、さて上場後の初値は? そして、上場後2ヶ月後の株主優待時期の価格は、これは慎重に計算する価値がありそうです。
すかいらーくの初値予想は、もう少しデータがたまって来たら発表しますので、楽しみにしておいて下さい。
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