2016年度、市場別のIPO実績一覧表をまとめました。
リートを除いたIPO数は83社です。東証1部市場が8社、東証2部市場が5社、マザーズ市場が54社、ジャスダックが健闘し14社、そして名証2部市場で2社となります。
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東証1部市場での実績は8社
LINEやJR九州(九州旅客鉄道)など話題もありましたが、市場としては3勝5敗です。 -
東証2部市場での実績は5社
公募割れの印象が強いですが、意外にも3勝2敗の成績です。 -
東証マザーズ市場での実績は54社
54社が上場し公募割れしたのは7社、相変わらずマザーズ市場のIPOは人気が高いです。 -
ジャスダック市場での実績は14社
公募割れしたIPOはたったの1社、当選すれば最も儲かる確率が高かった市場です。2017年も注目です。 -
東証リート市場での実績は9つ
リートIPOは当選しやすいのですが、3勝6敗と負け越しているので参加は慎重に!
常勝市場であるはずのマザーズで、公募割れIPOがやや多かった気がします。逆に注目なのがジャスダック市場や、名証2部市場です。より小さな市場でもネット証券会社の普及で資金が集まりやすくなっているのかもしれませんね。
このような小粒市場でIPO当選を狙うなら、やはりマネックス証券が一番期待度が高いです。もちろん、GMOクリック証券や岩井コスモ証券、誰もが見向きもしない証券会社こそ、IPO取り扱いがあった時はチャンス!