企業がIPOすると、資金面や内部体制の強化といったメリットもありますが、その反面、上場する前とは違った苦労があるのも事実です。

今回は、そんなIPOする事によるデメリットについてです。

 

 

余分な費用が発生する

 

IPOする為の準備として、通常の会社経費以外に費用がかかるのは、当然ですが、上場後も実は今までより、費用がかかります。それはつまり、維持費です。上場企業は、上場の状態を維持する為に監査法人に費用を払い、会計監査をしてもらう必要があるのです。

 

 

株主総会の開催義務

 

株を購入している株主に対して、定期的に株主総会を開く事が必須の条件となっています。勿論、それにかかる費用は馬鹿になりません。最近ですと、株主総会のお土産情報がネットで公開されていますので、各企業、お土産の工夫などで、株主を増やす努力が欠かせなくなってきています。

 

 

企業情報を開示する為の業務

 

市場から自社株を買ってもらえるようになり、資金を集めやすくはなりますが、その反面、投資家に対して、企業情報を開示しなくてはならなくなります。投資の判断材として、上場企業は株式等に関する重要な会社情報を適時、適切に提供する必要があるのです。その内容もきちんと会社法、金融証券取引法などに基づいた、多岐にわたる情報を用意する為、費用は勿論のこと、専門のスタッフで対応する必要が出てくるのです。

 

 

敵対的買収に狙われる

 

企業の事業が魅力的な場合、資金を潤沢に持っている企業に狙われます。それは、IPOする事によって、株式市場で誰にでも株式を買ってもらえる事の最大のデメリットです。株式の非公開企業であれば、株式の売買を制限する事が出来ますが、株式市場は自由経済です。折角上場してもあっという間に、何処かのグループ企業の傘下になってしまう可能性もあるのです。

 

 

投資家が求めるものは短期的な成果

 

投資家が株を買うのは、利益を求めるからです。中には、企業ビジョンに惹かれたという事で、中長期的に応援するという株主の方もいるかもしれませんが、その逆も然りで、すぐに利益をだせと要求する株主もいます。IPOで上場するという事は、何のためなのか? 企業価値を大きくするため、より大きな事情展開をする為ですが、成果が出るまで悠長に待ってくれる株主は少ないはずです。企業には、そのプレッシャーをはねのけるだけの力が必要になります。

 

 

以上、IPOする事の5つのデメリットです。今回、企業の立場にたった場合のデメリットをまとめました。IPO株式投資を始める方は、IPO後、その企業が以上の厳しい条件が加わっても、生き延びる事が出来るのかを、購入する際の参考にしていただければと思います。



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