IPO ベネフィットジャパン（3934）の初値予想です。 鉄は熱い打ちに打てではありませんが、ベネフィットジャパンの新規上場承認記事で得た記憶が薄れる前に初値予想をしてしまいます。
2月に入ってのIPOラッシュ、当サイトのBBスケジュール表も久々に20件を超えました。もうどれが良くて、どれが怖いIPOになるのか、分からなくなってしまいそうで怖いです。裏幹事証券会社も続々登場し、IPO市場盛り上がってきた感じです。
そんな中でもベネフィットジャパンですが、人気の情報・通信業であるので、まず固い（公募割れしにくい）IPOになると予想しています。
勿論、ただ人気がありそうだからといった単純な理由ではなく、数字が物語っているのです。「オンリーモバイル」「オンリースマホ」「オンリーオプション」といったＭＶＮＯサービスですが、年々加入者数は増えています。
例えば、オンリーモバイルの契約者数、3年前には3,268名でしたが、翌年は11,627名、今年は17,000名を超える勢いです。
こういった通信事業って、一度契約すると意外と長く使うものですので、しばらくの安泰は保証されているようなものです。同じくウォーターサーバービジネスも一度契約してもらえれば、毎月売り上げが上がる良いビジネスモデルです。
さて総発行株式数のうち、上場後に投資家が売買できる株数の割合で算出することが出来るオファリングレシオで、初値予想に必要な数値を１つ取得してみます。
ベネフィットジャパン（3934）の公募株式数は250,000株、売出株式数は200,000株ですので、計算方法は以下になります。
（公募数＋売出数）÷ 発行済株式総数 なので、
（250,000＋200,000）÷1,944,000＝0.23
オファリングレシオの値、約23％なので、レア度は高くありません、少しがっかりです。
一般にオファリングレシオの値が20％以内であれば、公募割れしないと言われているようですが、管理人の経験則からは、20％～30％の範囲であれば、まあ無事に上場を迎えているようです。
さてお待たせしました、初値予想は2,770円です。後は今後の世界経済の影響でどこまで人気に変化が起きるかです。上場日よりかなり早い段階での初値予想ですので、上場日直近になって、時間に余裕ができたら、再度初値予想の分析はしたいと思っています。
ところで、管理人のIPO当選確率が最も高い証券会社はGMOクリック証券である事はご存知でしょうか
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