IPO株購入から売却までの全体のフローは、証券会社によって、少しだけ異なる箇所もありますが、基本は以下の流れになりますので、まずは、全体的な流れのイメージを掴みましょう。

 

 

IPO情報を手に入れる

IPOを買うと言っても通常の株と違って、証券会社に口座を持っていてもいつでも購入できるわけではありません。また、主幹事、副幹事といった証券会社以外から、IPO銘柄は購入出来ないのです。IPO株は、銘柄毎に購入出来る証券会社が違うのです。そういった情報をまずは、入手するところからIPO購入戦略は、はじまります。

 

 

証券会社でIPOを申し込む

証券会社によってはない場合もありますが、申し込み期間というのがあり、その間に証券会社に申し込んでおく必要があります。

 

 

目論見書を軽く読む

店頭口座でIPOをする方は、証券会社に目論見書を請求すれば、送ってもらえます。ネット取引する方は、この後のブックビルディングに参加する為の条件としt目論見書を読む事が義務づけられています。だからといって、隅から隅まで読んでも時間の無駄なので、ポイントを絞って軽く読むのがお勧めです。

 

 

ブックビルディングに必ず参加

仮予約のようなイメージが付いてしまっているブックビルディングですが、証券会社の需要予測に参加するという事です。

 

 

公募価格発表

通常はブックビルディングでの上限価格がついて、公募価格が発表されます。

 

 

魅惑の抽選結果確認

当選していると忘れた頃に証券会社から連絡がはいります。

但し、ネットで購入している場合は、メールで送信するなどの機能を選択しないといけません。そうでないと、当たったかどうかも忘れて、折角のチャンスをものに出来ない可能性もありますよ。

 

 

購入手続き(IPO銘柄を購入)

公募価格が発表された翌日あたりから、証券会社でIPO株購入する事が出来ます。運よくIPO当選しても、ここで購入資金が足りなかったら、元も子もありませんので、ご注意を。

 

 

運命の日 IPO上場

遂に待ちに待ったIPO銘柄の上場日です。注目されるほど、IPO初値が上がりますので、楽しみです。

 

 

IPO銘柄の売却

証券会社によりますが、IPO上場日の朝から、IPO株の売却の設定が可能になります。私のお勧めの投資法は、成行に設定し、初値で売却です。

 

 

以上が、大まかなIPO購入から売却迄の全体フローになります。複雑に感じるかもしれないIPO株購入の流れもこうまとめてみると案外シンプルなのです。



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