IPOやまみ(2820)の初値予想をお届けします。遂に本日2016年5月31日より、やまみのBB(ブックビルディング)申し込みがスタートします。まだ迷っているIPO投資家の方もきっと多いでしょう。管理人も実はその一人だったりするのですが、このやまみの初値予想を書いている段階でおおよそ心の決心がつきました。

 

ずばり、やまみのIPOはBB参戦です。その理由はもちろん、リスクとリターンを考えた場合、リスクよりもリターンの方が勝ると判断したためです。

 

では早速やまみの初値予想に対する考察です。

 

IPO やまみ 公募割れ2つのリスク

IPO連続上場日の3日目である事

2016年6月17日の上場は単独上場となっていますが、前日、前々日に超S級の評判高いIPOが上場するのです。アトラエ、ホープ、農業総合研究所、おそらく初日に初値が付かないでしょう。IPO閑散期を抜けての上場に加え、非常に条件が良い初値上昇が期待できるIPOだけに人気になる事間違いないでしょう。

 

そんなIPOがやまみの上場日にかぶさってきますので、おのずとIPO資金が分散されることが予想されます。下手したら3つの企業が連続初値付かずで、6月17日、フォース上場になってしまうかも知れないのです。

 

只でさえ初値が公募価格付近になると噂されている中、かなりのマイナス要因があります。

 

ジャスダック市場の市場吸収金額が大きいこと

今回ばかりは、大きいことは良いことだとはいえません。やまみのIPO、ジャスダック市場にしては大型案件になっています。大型であると言う事は、株がジャブジャブ発行されるので、プレミア度が低くなり、おのずと人気薄につながります。

 

以上が公募割れの可能性リスクですが、それでもやまみのIPOが成功すると思うのは以下2つの理由です。

 

IPOやまみ 公募割れ回避2つの理由

IPO連続上場日の3日目である事

同じ事象でも、人によって見える景色は違います。連続上場日の3日目ですが、それまでに前日迄のIPOに初値がついてもつかなかったとしても、もうそのIPOはかなり高値になっているので、怖くて手が出せなくなっているIPO投資家もいるのではないでしょうか。そんな投資家が資金をつぎ込むとしたらやまみしかありません。

 

IPOやまみの業績がかなり優秀である事

売上・利益は綺麗な右肩上がりの業績を推移していますし、営業キャッシュフローは、純利益を大きく超えています。きちんと利益が出ている企業なので安心感があります。更にIPOで集まった資金は製造設備への投資であると使途が明確であります。きちんと売り上げがあるから出来る増産体制強化なのです。長期的に保有したいIPOです。

 

 

要は、外部要因的にはリスクがありますが、内部要因は優れているので、長期視野を考えるのであれば、BB抽選申し込んでも問題ないという判断です。

 

よって、やまみの独断と偏見による初値予想は、1,900円とさせていただきます。

 

さて、予想が当たるかどうか、その前に当選できるかどうかですね。

 



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