IPOうるる3979初値予想ですが果たして公募割れしないのか？

IPOうるるの初値予想をお届けします。

もう、皆さまご存知だと思いますが、2017年度に入ってから一度も公募割れしていないのです。

過去のIPO初値結果は、『IPO2017年実績一覧表』でご確認ください。

公募割れが確実視されていた、森トラスト・ホテルリート投資法人もロコンドも、見事な初値結果となっています。その立役者はもちろん証券会社です。そこがどこだかご存知ですか？

そうです。今回うるるの主幹事でもある野村証券なのです。それでは、野村証券の過去実績を確認してみましょう。

うるるの主幹事野村証券2016年度IPO実績

上場日	銘柄名コード	市場吸収金額	想定価格 (初値予想)	公募価格	初値結果	暴落率
03/14	LITALICO 6187	マザーズ 16.4億円	930 (1,500)	1,000	1,880	88.0
03/17	アカツキ 3932	マザーズ 73.2億円	1,930 (2,200)	1,930	1,775	-8.0
06/23	バーチャレクス・コンサルティング 6193	マザーズ 12.8億円	1,030 (1,400)	1,090	1,235	13.3
06/28	ベガコーポレーション 3542	マザーズ 13.9億円	1,440 (2,500)	1,600	2,000	25.0
09/14	カナミックネットワーク 3939	マザーズ 7億円	2,760 (7,700)	3,000	8,600	186.7
09/29	シンクロ・フード 3963	マザーズ 15.7億円	1,960 (4,200)	2,100	2,970	41.4
11/22	WASHハウス 6537	マザーズ 26.7億円	2,090 (2,400)	2,300	3,240	40.9
11/29	JMC 5704	マザーズ 10.5億円	920 (1,600)	960	1,815	89.1
12/15	MS-Japan 6539	マザーズ 35.8億円	1,960 (2,100)	2,080	2,200	5.8

野村証券主幹事、マザーズ市場で市場吸収金額100億円以内の結果です。

公募割れしたのは、アカツキただ1社のみです。この成績はかなり優秀、うるるも期待出来るのではないでしょうか。

やはり野村証券の手腕はさすがです。普段であれば、うるるもかなり期待してよいIPOです。

ただ残念な事に、W上場であり、市場吸収金額が大き過ぎるという事です。

それでも強気のスタンスで初値予想です。

プラスリターンの3,100円が初値予想です。

何だかんだ言っても市場の地合いの良さ、また2017年初の黒星、天下の野村証券がつけたくないでしょう。これは何とかなってしまう予感です。

ただ、強気でいられるのは初値迄で、一旦崩れたら一気に株価が下がる可能性もあります。

当選しなかった事ですし、セカンダリは静かに傍観する予定です。

さて、今回の初値予想は当たるかな？

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