IPOスシローグローバルホールディングス初値予想をお届けします。

全国有名寿司チェーン店の中で、唯一上場していなかったスシローがついに上場します。

本来であれば、大注目のところですが、株価が高すぎました!!

 

主幹事証券会社とその取り巻き、ちょっと欲が張ってしまったのではないでしょうか?

 

知名度だけは抜群ですが、ちょっと庶民が軽く株買えるといった値段ではなくなってしまいました。1,000円前後にすればよかったのにと思うのは管理人だけでしょうか?

 

さてそんなスシローの上場の主幹事は悪口書いてゴメンナサイ、天下の野村証券です。今までも公募割れリスクのあるIPOを、見事成功におさめてきた信頼のある証券会社です。

 

しかし、市場吸収金額が大きすぎました。よって今回管理人の初値予想はマイナスリターンの公募割れです。

 

スシローが公募割れする理由:市場吸収金額ではない

野村証券で取り扱いがあった市場吸収金額400億越えのIPO結果です。

 

野村証券 2016年度 取り扱い実績(by東証1部市場)

上場日 銘柄名
コード
市場
吸収金額
想定価格
(初値予想)
公募価格 初値結果 暴騰率 主幹事
07/15 LINE

3938

東証1部
1127億円
2,800

(3,300)

3,300

4,900

48.5 野村証券
10/12 KHネオケム

4189

東証1部
507億円
1,670

(1,200)

1,380

1,306

-5.4 みずほ証券
10/25 九州旅客鉄道

9142

東証1部
3920億円
2,450

(2,700)

2,600

3,100

19.2 野村証券

 

 

野村証券 2015年度 取り扱い実績(by東証1部市場)

上場日 銘柄名
コード
市場
吸収金額
想定価格
(初値予想)
公募価格 初値結果 暴騰率 主幹事
07/29 デクセリアルズ

4980

東証1部
865億円
1,570 1,600

1,550

-3.1 大和証券

 

実は2勝2敗、野村証券が主幹事だと勝率100%です。
一覧表の結果だけみるといけるのではとも思ってしまいます。

 

ですが、実は人気度に差があったのです。この4つのIPOのうち、KHネオケムだけは仮条件の上限に公募価格が決まっていません。公募割れしたデクセリアルズでさえ、仮条件の上限で決まっているのにもです。市場吸収金額も大事ですが、仮条件の上限で決まるという事が実はかなり重要なのです。

 

先日公募割れした、マクロミルどうでしたでしょうか?

 

マクロミルも仮条件の上限で公募価格が決まっていません。また今回のスシローは、仮条件の上限どころか、最下限で公募価格が決定しているのです。

 

IPOスシローグローバルホールディングス初値予想

IPOは、美人投票と同じです。皆が欲しいと思っていれば投資をする。
皆(大口の機関投資家等)がダメだろうと思っていれば、大多数の意見に従うべきなのです。

 

よって今回は残念ながら、公募割れの予測と共に初値予想3,450円とさせていただきます。

 

希望は2,500円です。これぐらい下がってくれたら、優待目的で保有も悪くありませんね。

 



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