IPO西本Wismettacホールディングスの(9260)初値予想をお届けします。

仮条件は4,500円~5,250円です。想定価格の5,250円が仮条件の上限なので、やや弱気の状態です。

後は、市場が東証1部になるのか、東証2部になるのかで明暗が分かれるのではないでしょうか?

そこで今回は、それぞれの市場毎の過去実績を調べてみました。

もちろん比較するのは、東証1部の場合と東証2部です。

 

市場吸収金額220億円以上のIPO結果

市場吸収金額220億円以上、かつ野村証券が主幹事になったIPOだけを厳選してリスト化しています。市場吸収金額は、新規上場承認時の想定価格をベースに計算しています。資料作成には気を付けておりますが、間違い等ございましたら、ご指摘いただけると幸いです。

 

東証1部市場、東証2部市場で調べてみたところ、ここ数年、市場吸収金額220億円越え東証2部のケースは見つかりませんでした。よって、西本Wismettacホールディングスも東証1部での上場が濃厚だと思われます。参考過去実績は次の通りです。

 

野村証券2015年度主幹事実績IPO結果

なんと実績ありません!!

 

 

野村証券2016年度主幹事実績IPO結果

上場日 銘柄名
コード
市場
吸収金額
想定価格
(初値予想)
公募価格 初値結果 騰落率 主幹事
07/15 LINE
3938
東証1部
1127億円
2,800
(3,300)
3,300 4,900 48.5 野村証券
10/25 九州旅客鉄道
9142
東証1部
3920億円
2,450
(2,700)
2,600 3,100 19.2 野村証券

超大型株のLINEとJR九州(九州旅客鉄道)が上場したのが2016年でしたね。管理人も複数当選をいただいたありがたいIPOです。

 

野村証券2017年度主幹事実績IPO結果

上場日 銘柄名
コード
市場
吸収金額
想定価格
(初値予想)
公募価格 初値結果 騰落率 主幹事
03/30 スシローグローバルホールディングス
3563
東証1部
824.3億円
3,900
(3,450)
3,600 3,430 -4.7 野村証券
04/12 LIXILビバ
3564
東証1部
464.5億円
2,120
(2,500)
2,050 1,947 -5.0 野村証券

2017年度は2つも公募割れしています。しかも野村證券が主幹事です。このままですと、西本Wismettacホールディングスの(9260)も危険ですが、3度目の正直という事になるでしょうか?

 

IPO西本Wismettacホールディングス(9260)初値予想

市場吸収金額が大きいと公募割れリスクが高いことは歴史が証明してくれています。

有名企業でも、公募割れしています。スシロー、LIXILビバも初値売却だと公募割れのマイナスリターンだったのです。

西本Wismettacホールディングス(9260)、一般的に知名度がある企業とは言えません、管理人が知らないだけなのかもしれませんが、ブランド力のある企業で、散々な結果です。

 

 

これは初値に期待できないかもしれません。

これで初値予想マイナスにしてしまうと、イコール申し込みをしないと宣言していることになりますが、主幹事の野村証券だけ、需要確認でBB抽選に申し込んでみる予定です。

 

 

そんな西本Wismettacホールディングス(9260)の初値予想はズバリ、4,700円です。

単独上場ならまだ望みがあったかもしれませんが、トリプル上場、しかもライバルが悪いです。

数年前から上場期待で話題になっていたマネーフォワードです。

 

もしかしたらの可能性もありますが、リスクの割にリターンも少なそうなので、久々に傍観する予定です。

 



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