IPO 富士ダイス(6167)が新規上場承認されましたが、今回ばかりはあまり嬉しくありません。IPO全くない時期でしたら、大喜びなのですが、再びIPO活況のこの6月に上場とは・・・せめて後1月早く上場してくれればよかったのにと、誰もが思うIPOになるのではないでしょうか。
詳細は、いつもの通り、この後語りたいと思いますが、東証2部という市場である事、公募株数が0(ゼロ)であるという事、リスクばかりが目立ってしまうのです。
それでは、完全にスルーするかと言いますと、リスクをとって参戦する価値があるかは、上場までの日本市場の状況次第といったところでしょうか。どちらにしても、IPO初心者が当選するにはもってこいの富士ダイスですが、そこまでリスクをとるべきかが微妙なところです。
IPO【冨士ダイス】(6167)初心者向け基本データ
業種:機械
市場:東証2部
公開予定日:2015/06/25
BB期間:6/09~6/15
公募株数:0
売り出し:4,415,000
オーバーアロットメント:662,000
想定価格:500円
投資に必要な最低金額:50,000円
IPO【冨士ダイス】(6167)初心者向け投資戦略
IPO 冨士ダイス (6167) 想定価格500円として総株数の価格は、約25.4億円です。
富士ダイスの主力商品は超硬合金です。昔流行った玩具の超合金ではありません、日本の匠の技術の結晶、超硬合金です。
IPOでは、それほど人気のない、地味な機械という業種ではありますが、量産の海外に対抗する為、極限に迄技術を高めた富士ダイスの技術力には好感です。
富士ダイスのような企業には、ぜひとも今後、大きく世界に羽ばたいてもらいたいという思いもありますが、こと、IPO需要という点においては、あまり喜ばしい状況ではありません。
東証2部市場での上場であり、野村証券が主幹事を務めるので、不安指数が高まっているのも間違いありません。売出株数しかないというのも大きなマイナス要因です。
売上・利益の業績は、ほぼ横ばい、ほとんど変化ありません。海外にも展開していますが、折角の技術力がうまく活用されていないという状況が続いていたようです。
創業1956年の老舗企業、何と東京都大田区の企業です。社長も貫禄の69歳ですが、オーナー企業とは程遠い、保有株数1.25%という状況です。驚くべきなのは、社員数、グループ企業を含めると1,000名を超えており、立派な企業です。
電気自動車や燃料電池車といった次世代環境対応車の分野に力を入れるだけでなく、医療分野でも進出をはじめた富士ダイス、元気なモノ作り中小企業300社の1つに選ばれた実績もあります。
ロックアップ期間は90日間、解除倍率は1.5倍です。仮に公募割れしたとしても損失額は少ないので、これはチャンスととらえて参戦するのもありです。但し、逆に利益幅も少ないので、リスクの割にリターンと考えてしまうと・・・・・
IPO【冨士ダイス】(6167)どの証券会社で購入?
さて、申し込み出来る証券会社は以下の通りです。
野村証券(主幹事)
みずほ証券
SMBC日興証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
SMBCフレンド証券
主幹事の野村証券で申し込みはする予定ですが、考えるのはSMBC日興証券でのBB申し込みをどうするかです。
その理由は勿論、キャンセルできるかどうかなのです。野村証券でのBB抽選は、前金もいらなく、当選後もキャンセルペナルティなしで可能ですが、SMBC日興証券は、キャンセルするとペナルティが課せられますので、直前迄悩むIPOの場合、SMBC日興証券での申し込みはかなりの勇気がいるのです。
今の状況としては、SMBC日興証券でも参戦予定なのですが・・・うーん悩みますね。
因みに、2015年度の東証2部IPOの実績は、1勝1敗です。さて、富士ダイスのIPOは成功するのでしょうか。
ところで、管理人のIPO当選確率が最も高い証券会社はGMOクリック証券である事はご存知でしょうか
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日経平均は大幅反発でした。
押し目買いになってますね。
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