IPOマツオカコーポレーション(3611)が新規上場承認されました。先週何か忘れていると思っていたら、マツオカコーポレーション(3611)の新規上場承認の記事を書き忘れていたのです。

今までのIPO閑散期が嘘のように、新規上場承認のニュースが続きます。

もう何が何だか分からなくなってしまう前にマツオカコーポレーション(3611)の分析開始です。

 

 

IPO【マツオカコーポレーション】(3611)初心者向け基本データ


業種:繊維製品

市場:東証1部

公開予定日:2017/12/13

BB期間:11/27~12/1

公募株数:1,195,000

売り出し:450,000

オーバーアロットメント:246,700

想定価格:2,420円

投資に必要な最低金額:242,000円



IPO【マツオカコーポレーション】(3611)初心者向け投資戦略


IPO マツオカコーポレーション (3611) 想定価格2,420円として総株数の価格は、約45.8億円です。



公募株数>売出株数の法則が成り立つので、外部要因問題なしと言いたいところですが、市場吸収金額約45.8億円は大きいです。東証1部になるか東証2部になるかで明暗が分かれますが、BB抽選時にはわからないから、勝負師の山勘が必要になります。

 

ただ、売上・利益を確認すると順調に伸びているんですよね。アパレル製品の企画、製造及び物流等って儲かるんでしょうか?

 

OEM企業です。要は、自社のブランドを持たず、アパレルメーカーから依頼された衣料品を作っているのです。だから社名を知らないんですね。しかし、取引先には聞いたことがある大手企業名もあるので、業界では有名な存在なのかも知れません。

 

1972年に設立、広島の企業です。なんかイメージですが、ここ最近広島が本拠地の企業が多い気がします。従業員数は繊維製品事業にしては珍しく、たったの94人です。とおもったら、なんとグループ企業があるではないですか、ワールドワイドで10,000人以上、これは規模だけなら十分1部上場の資格ありますね。

 

IPO投資家が気になるロックアップ期間は90日間で解除倍率は1.5倍です。社内持ち株会がありますが、180日間のロックアップがあるのでひとまず安心です。ベンチャーキャピタル保有株も、もちろんあります。

 

今回のマツオカコーポレーションの初値は、どちらかというと、外部の影響が強い気がします。なんといっても12月13日は、SGホールディングス を含めて4社の上場が決まっています。

 

長期保有を視野に入れれば、悪くないIPOだと思うのですが、少しでも含み損が嫌な方は遠慮した方がいいかもです。

 

個人的には、当選しやすそうですし、良さげな気がしますが、もう少し様子見でしょうか。

 



IPO【マツオカコーポレーション】(3611)どの証券会社で購入?


さて、申し込み出来る証券会社は以下の通りです。

野村証券(主幹事)
みずほ証券
SBI証券
SMBC日興証券
いちよし証券
カブドットコム証券
H・S証券
岩井コスモ証券
東洋証券
エース証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
ひろぎんウツミ屋証券


野村証券主幹事で、SBI証券、みずほ証券、いちよし証券、岩井コスモ証券等で取り扱いがあります。

 

幹事団入りの証券会社が多いです。一見すると当選しやすい気分にさせてくれますが、それだけBB抽選に申し込む手間がかかります。

 

本来なら登場すると嬉しい穴場証券・裏幹事ですが、ここで松井証券、楽天証券などでも取り扱いが増えると、マイナスリターンのリスクが広がります。

 

火中の栗を拾うかどうか、迷うIPOになるかも知れませんね。

 



ところで、管理人のIPO当選確率が最も高い証券会社はGMOクリック証券である事はご存知でしょうか
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