IPOワールド(3612)が新規上場承認されました。
上場承認が発表されたのが、8月22日ですから、IPO野郎としては久々に早い対応です。
新規上場承認の記事を早く書くと結構アクセス集まるんですよね。
これがほんとビックリです。
だからIPOブログを書いている方って新規上場承認のニュースがあったらすぐに記事を書いているんですね。
では、そんなわけで8月23日、AU様の三太郎の日で早起きして、ミスタードーナツを朝食にしながらワールドの事を調べています。
それでは、恒例のIPO初心者向け、ワールドの分析開始です。
IPO【ワールド】（3612）初心者向け基本データ
業種：繊維製品
市場：東証
公開予定日：2018/09/28
BB期間：9/11～9/14
公募株数：14,850,000
売り出し：1,833,000
オーバーアロットメント：1,809,000
想定価格：3,630円
投資に必要な最低金額：363,000円
IPO【ワールド】（3612）初心者向け投資戦略
IPO ワールド (3612) 想定価格3,630円として総株数の価格は、約671.0億円です。
公募株数＜売出株数ですが、もう株数はジャブジャブ、これで当選しなかったどうなるんだというIPOです。
市場吸収金額も新規上場承認の時点で約671億円なんですから、上場市場も東証未定ですが、東証1部になることはほぼ確実でしょう。
ワールドは、婦人・紳士・子供服等の企画販売等の企業です。
アパレルに詳しい方ならというか、多くの方が知っている企業ですよね。
いつの間にか、上場廃止していたんですね。
その経緯を簡単に調べてみると次の通りです。
1993年11月に大阪証券取引所市場に上場（2部）
↓
1998年に東京証券取引所市場へも上場（2部）
↓
1999年9月に東京証券取引所及び大阪証券取引所で1部に昇格
↓
2005年11月上場廃止
理由：MBOによる公開買い付け（長期的で持続的な企業価値の最大化を図るため）
上場廃止してからもう10年以上経つんですね。
さて、いわくつきの再上場、どうなるんでしょうか。
ここ数年の売上は少しづつですが延びています。しかし経常利益は、マイナス（赤字）の年もあり、不安定です。
筆頭株主はもちろんベンチャーキャピタルです。
IPO投資家が気になるロックアップ期間は180日間で解除倍率の記載はありません。
ワールドの所在地は、もちろん今も昔も兵庫県神戸市です。
老舗企業のブランド力がどこまで通用するかですね。
従業員数も驚異の1万人越えです。
アパレル企業は、最近小ぶりな企業の成長が著しいです。
大手企業のワールド、上場するメリットがどこにあるかですよね。
もちろんベンチャーキャピタルは投資した資金を回収したいから、上場させるわけですが、我々個人投資家が株を購入するメリットはどこにあるのかです。
いやあこれはなしです・・・と言いたいところですが、もう少し状況と見たいと思います。それにしても想定価格とはいえ、株価3,630円は高すぎるのでは・・・・約37万円の投資資金が必要になりますから、IPO初心者は遠慮しますよ。
もっとIPO初心者の事を考えてくれれば良いのにと思うのは、IPO野郎だけでしょうか。
そんなわけでとりあえず、ワールドの参戦は保留です。
当選しやすいだけに、ちょっと考えどころです。
IPO【ワールド】（3612）どの証券会社で購入？
さて、申し込み出来る証券会社は以下の通りです。
野村証券(主幹事)
みずほ証券
ＳＢＩ証券
ＳＭＢＣ日興証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
野村証券主幹事ですが、その他の幹事団入りの証券会社も大手ばかりです。
特大IPOなので、やはり取扱数が多い大手証券会社に集中してしまうんでしょうね。
もしかしたら多少のおこぼれが、他の証券会社に流れてくるかもしれません。
そんなわけで、複数当選したいなら、大手証券会社＋穴場証券会社を期待という事になるでしょう。
ところで、管理人のIPO当選確率が最も高い証券会社はGMOクリック証券である事はご存知でしょうか
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