IPO歯愛メディカル(3540)が新規上場承認されました。
歯愛メディカルのHPを覗くと、歯科業界の発展のためにいろいろなことにチャレンジしていることが伺えます。特に歯科業界における通信販売の動向調査資料など、IPO的には面白い企業になるかもしれません。
また、TOKYO PRO Marketに上場していた銘柄なんですね。ジャスダック市場への新規上場承認のニュースの発表と同時に、TOKYO PRO Marketの上場廃止も発表しています。
コンビニの数より店舗数が多いと言われている、歯医者さん、歯科業界、インプラント1本での利益が大きいのでビジネスモデルとして成り立つようですが、その影には、歯愛メディカルのような企業の存在があるんですよね。きっと・・・
IPO【歯愛メディカル】（3540）初心者向け基本データ
業種：卸売業
市場：ジャスダック
公開予定日：2017/12/18
BB期間：12/1～12/7
公募株数：1,000,000
売り出し：0
オーバーアロットメント：100,000
想定価格：3,210円
投資に必要な最低金額：321,000円
IPO【歯愛メディカル】（3540）初心者向け投資戦略
IPO 歯愛メディカル (3540) 想定価格3,210円として総株数の価格は、約35.3億円です。
公募株数＞売出株数、公募株数＞オーバーアロットメント、なんとなんと、売出株数0（ゼロ）なのです。オーバーアロットメント含めてもまだ公募株数の方が多いのです。その分市場吸収金額がジャスダック市場にしては大きい約35.3億円です。
売上・利益ともに大局的には、伸びてきています。必ずしも前年越えを達成しているわけではありませんが、成長していることが伺えますので、良しとします。
歯科業界の発展を目指すリーディングカンパニーのイメージが強かったのですが、よくよく調べると、歯科医院を中心として医療機関に通信販売をしている企業です。
歯医者さんの受付などで販売している歯ブラシなど、てっきりMR（医薬情報担当者）が手配していると思っていましたが、歯愛メディカルのものもあるんでしょうね。だって、歯科業界での歯ブラシ販売本数なんとトップシェアだというから驚きです。
そのほかにも、医療機関向けのカタログがあり、売上を伸ばしているようです。個人的にちょっと注目したいのが、動物病院向け医療材料・医薬品通販カタログ『Vet』、今後成長の可能性が高いかなと思ったのですが、さてどうなのでしょうか？
歯愛メディカルは、WEBサイトではCiメディカルとなっています。確かにこちらのほうが親近感が持てますね。設立は2000年、石川県の企業です
。
IPO投資家が気になるロックアップ期間は180日間で解除倍率の記載はありません。ベンチャーキャピタル保有株もないようです。
という事は、ほとんどリスクがないということ？？？
販売先も医療機関ですし、すでにある程度のシェアも確立しているようですし、売上も伸びていますし、なんかうまするIPOです。当選しやすいだけに何かあると考えてしまうのですが、これは普通に参戦でよいのかもしれません。
初値がどのくらいになるかは、今後過去分析データなどで比較検証してみる予定ですが、意外と公募割れリスクも少ないのかもしれませんね。
IPO【歯愛メディカル】（3540）どの証券会社で購入？
さて、申し込み出来る証券会社は以下の通りです。
ＳＭＢＣ日興証券(主幹事)
大和証券
ＳＢＩ証券
カブドットコム証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
フィリップ証券
SMBC日興証券が主幹事です。なんでこうまた微妙なIPOの時に主幹事なんですか？当選できる可能性が高いだけにペナルティの存在が怖いです。
でも、今回は主幹事以外のSBI証券、大和証券あたりでも当選もらえるかもしれませんね。
売出株数が0という、ちょっと注目のIPOだけにジャブ程度に参戦するのも悪くないと考えています。
ところで、管理人のIPO当選確率が最も高い証券会社はGMOクリック証券である事はご存知でしょうか
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